野外実習は、夏休みや冬休みなどを利用して、本格的なフィールドワークや、屋外だからこそできるダイナミックな実験を行う実習です。
自然の宝庫を訪れて生物を観察する、大空へロケットを飛ばす、太古の地層から化石を探し出す、マングローブ林をカヌーで探検する、熱気球に乗る、ハンマーをふるって鉱石を採集する――。
このような学校や普段の生活ではなかなか経験させてあげることのできない科学の大冒険を提供しています。その舞台は日本全国。化石や鉱物の研究者、博物館などの館長、自然観察のインストラクター、学術機関の研究員・学芸員・教員の方々といった現地の専門家から直接教えていただけるのも、野外実習の大きな魅力です。
ここでしか得られない一生忘れないような体験は、子どもたちの心に深く刻まれ、子どもたちを大きく成長させます。
特別実習は、さまざまな自然現象から学年に応じた内容や将来の学びに必要なテーマを選定し、数多くの実験から深く掘り下げることにより、理論・原理を試行錯誤しながら実践に導き、より深く理解することを目的としています。
子どもたちにとって、比較的時間のある夏休みや冬休みなどを利用して実施されるスペシャルプログラムです。小学校低学年は、約3時間、高学年と中・高生は約8時間に及ぶ実習内容です。
まずは理論と体験を織り交ぜながら核心に迫り、最終的には理論を実践につなげたトライアル実験を行い成果を確かめる充実した内容になっています。
そして、この体験が子どもたちの興味・関心を引き出し、科学が身近で有意義な学習内容であると認識してもらうとともに、将来の進路選択にも一役を担える学びを目指します。